ストレスで歯肉炎?症状と原因に着目してみました!

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歯肉炎と歯周炎の違い

歯肉炎と歯周炎はカテゴリとしては同じ歯周病ですが、症状や状況が違います。まず歯肉炎は歯の周辺にある歯茎だけが腫れている状態を指します。症状としては比較的軽度なので、歯石やプラークを除去して口腔内を清潔な状態にすれば改善するのが特徴です。

但しこれを放置して悪化させると歯周炎になってしまいます。歯周炎は歯肉炎が悪化し、歯茎だけでは無く歯を支える骨まで腫れている状態です。

激しい痛みがあるのはもちろんですが、骨の一部が失われているのでブラッシングなどのセルフケアで改善するのは不可です。歯茎が常に腫れ膿が出るので口臭の原因になる、または歯がぐらぐらして抜けてしまう事もあります。歯医者で治療をした場合でも100%元に戻る保証はありません。

放っておくとどうなるのか?

歯肉炎・歯周炎はとても怖い症状で、放置していると歯を失います。また歯茎に細菌が入り込み、それが骨や神経に到達するケースもゼロではありません。神経に到達した場合、そこから全身に細菌が広がるので動脈硬化が起こったり、最悪の場合血液配給が出来なくなったり死に至る可能性も出てきます。

近年のデータによると歯肉炎や歯周炎を放置していると糖尿病のリスクが上がる事が分かっています。糖尿病になると歯が脆くなるとも言われているので、これらには密接な関係があると見て良いでしょう。

軽度であれば毎日のブラッシングで改善するので面倒くさがらずに、1日最低でも2回しっかりと歯ブラシを行うのが歯肉炎に掛からない為の一番の近道です。


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